【NASync】Navidrome でミュージックサーバーを構築

はじめに

楽曲配信のサービスが充実した現代、ミュージックサーバーというのも逆行しているようではあるが、どのサービスを使おうか悩み続けて楽曲を聴く機会を逃していたので、既に NAS があって導入コストが低いのであれば試してみる価値はある、と考え導入してみた。

NAS ストレージに配置した mp3 や flac をメディアプレイヤーで再生させることもできるが、パソコンやスマートフォンなど異なる環境で快適な再生環境を整えるには結構な手間となり、プレイリストの共有も難しい。ミュージックサーバーは導入の手間があるが、それさえできればクライアント環境の引っ越しは容易となる。

個人で導入できるミュージックサーバーには Plex, Navidrome, Jellyfin などがある。どれが良いか悩ましいが、まずは Navidrome を使ってみる。今後、機能に不満が出てきたときは乗り換える。自分が気にしたポイントは以下の項目。

  • Plex:一部有料
  • Jellyfin:環境によって動作が遅いと報告がある
  • Navidrome:音楽専用だが動作が軽い

Navidrome 公式の Navidrome Demo のページにアクセスするとサンプル環境を試すことができる。英語での説明があり User: demo, Password: demo でログインする。Navidrome は基本的にローカルネットワークのみに公開されインターネットには公開されない。家の外からも利用したいときは Tailscale などでローカルネットワークに接続する環境を整える必要がある。

Docker で Navidrome プロジェクトを作成する

UGOS の管理画面から Docker を起動。
プロジェクトメニューを選択して「作成」ボタンを押す。

プロジェクト名: navidrome-music-server
保存パス: 共有フォルダ/docker/navidrome-music-server
Compose 設定: 以下

services:
  navidrome:
    image: deluan/navidrome:latest
    container_name: navidrome-music-server
    volumes:
      - /volume1/Volume1/Musics:/music:ro  # mp3, flac を配置するディレクトリを指定
      - ./data:/data 
    restart: unless-stopped
    ports:
      - 4533:4533
    environment:
      ND_SCAN_INTERVAL: 6h

これらを設定して「今すぐデプロイ」を押す。
デプロイが完了すると、保存パスに指定した “共有フォルダ/docker/navidrome-music-server” に data, docker-compose.yaml が作られる。

Navidrome にログインする

デプロイに成功すると http://192.168.56.56:4533 にアクセスして Navidrome の画面を開ける。初回アクセスではデフォルトユーザーの作成画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力してデフォルトユーザーを作成する。

Compose 設定で指定したディレクトリ(例では /volume1/Volume1/Musics)に配置した曲データがライブラリに読み込まれ、作成したユーザーでログインすると曲を再生できるようになる。Compose 設定の ND_SCAN_INTERVAL でスキャン間隔を指定したが、画面上の🔄️更新ボタンを押せば再スキャンできる。

スマホからは Symfonium, Substreamer, Ultrasonic などのアプリがあるので好みのアプリをインストールして使うとよい。

参考ページ

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